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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】


[227]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/04(月) 23:30:16 ID:+Oe9oU1I
B とりあえず明日は半日練習

森崎「俺もやりたいことがあるから、明日の練習もまた午後からだろうな。
   お前の用事ってのは午前中だけで済むもんなのか?」

幽香「十分よ。元々大した用事じゃあないしね」

森崎から目線を外し、いつの間にか沈みそうになっている夕日を眩しそうに見つめながら幽香が答えた。

幽香「さて、聞きたかった事が聞けたから私は行くわ……ああ、そういえば」

一旦は踵を返して立ち去りかけた幽香が、再び立ち止まって振り返った。

幽香「貴方があんな顔してるのは初めて見たわ。レミリアに向ける対抗心とはまた違う。
   何、そんなにアイツが嫌い?」

森崎「……別に。ただ少しイラついただけだ」

彼の口から出た言葉は、紛れもない本心だった。

それを聞くと幽香は興味を失ったのか、そう、と一言だけ呟いてさっさと去っていってしまった。

森崎「(何だったんだ、今のは……)」

彼女の質問の意図が判らず、困惑する森崎。
特に思うことなど何も無い。霊夢の性格はなんとなく理解できるし、一瞬だけ感じた怒りも既に収まっている。

……しかし、何故か。
心に残った僅かな蟠りだけは、その後八重との練習を再開してからも、ついに解消されることはなかった。



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0ch BBS 2007-01-24