※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】


[260]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 12:45:02 ID:YaRNerbY
〜紅魔館・大図書館〜

紅魔館の奥深くに、その大図書館は存在する。
普段ならば、部屋の主であるパチュリーが静かに読書をするだけの静謐で陰鬱な空間。

しかし今日は彼女以外にももう一人、傍らに座る人影があった。

レミリア「……相変わらず埃っぽいわねぇ。何か面白い本とか無いの?」

そう呟いて、退屈そうに読書机に頬杖をつくのは紅魔館の主であるレミリア・スカーレット。
先ほどの言葉に反して、彼女は読書を嗜まない。ただ気まぐれに訪れては、適当に暇を潰して去っていくのみである。

パチュリー「(……でも、こういう時は大抵何か抱えてるのよね。
      本当は相談したいのに自分からは言い出さない辺り、プライドが高いというか子供っぽいというか……)」

嘆息しながら、パチュリーは読んでいた本をぱたんと閉じた。
こういう時にレミリアの相談に乗るのもまた、唯一の対等な友人である彼女の役割である。

パチュリー「聞いたわよ。……森崎の次の相手、妹様だってね」

レミリア「……」

パチュリーの言葉を聞いた瞬間、レミリアの表情が僅かに険しくなる。

パチュリー「……興味本位で聞いてみるけど。レミィは妹様と森崎、どっちが勝つと思ってる?」

レミリア「まず間違いなく森崎でしょうね。
     確かにフランは力は強いけど、それだけで勝てるほど森崎は甘くないわ」

あのフランドールを「ただ力が強いだけ」と切って捨てるレミリアに、パチュリーは呆れの混じったため息をつく。



名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24