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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】
[260]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2011/04/11(月) 12:45:02 ID:YaRNerbY
〜紅魔館・大図書館〜
紅魔館の奥深くに、その大図書館は存在する。
普段ならば、部屋の主であるパチュリーが静かに読書をするだけの静謐で陰鬱な空間。
しかし今日は彼女以外にももう一人、傍らに座る人影があった。
レミリア「……相変わらず埃っぽいわねぇ。何か面白い本とか無いの?」
そう呟いて、退屈そうに読書机に頬杖をつくのは紅魔館の主であるレミリア・スカーレット。
先ほどの言葉に反して、彼女は読書を嗜まない。ただ気まぐれに訪れては、適当に暇を潰して去っていくのみである。
パチュリー「(……でも、こういう時は大抵何か抱えてるのよね。
本当は相談したいのに自分からは言い出さない辺り、プライドが高いというか子供っぽいというか……)」
嘆息しながら、パチュリーは読んでいた本をぱたんと閉じた。
こういう時にレミリアの相談に乗るのもまた、唯一の対等な友人である彼女の役割である。
パチュリー「聞いたわよ。……森崎の次の相手、妹様だってね」
レミリア「……」
パチュリーの言葉を聞いた瞬間、レミリアの表情が僅かに険しくなる。
パチュリー「……興味本位で聞いてみるけど。レミィは妹様と森崎、どっちが勝つと思ってる?」
レミリア「まず間違いなく森崎でしょうね。
確かにフランは力は強いけど、それだけで勝てるほど森崎は甘くないわ」
あのフランドールを「ただ力が強いだけ」と切って捨てるレミリアに、パチュリーは呆れの混じったため息をつく。
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0ch BBS 2007-01-24