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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】
[314]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2012/06/07(木) 22:55:14 ID:lGeWQXy2
L 小町が言っていた無縁塚に行く。
〜無縁塚・再思の道〜
人里を遠く離れた魔法の森の、更に奥。人間はおろか妖怪すら滅多に近づかない、幻想郷の最奥。
小町の言った幻想郷の無縁塚は、まさに秘境という表現が相応しい場所に存在していた。
森崎「(ん? 何だ、一気に雰囲気が変わったな……)」
森を抜けて視界が開けた瞬間、森崎は思わず息を呑んだ。
目に映るのは果てしなく続くとすら思える一本の砂利道。そして、その両脇に咲き誇る暴力的なまでの赤色。
それはまるで、撒き散らされた鮮血がだんだんと床を侵食していく様にも似ていた。
森崎「(これ、全部彼岸花って奴か? なんというか……壮絶な眺めだな)」
思わず足を止め、ぐるりと周囲を見渡す森崎。
花畑。そう、確かに花畑である。しかし、眼前の光景は花畑という言葉が持つ牧歌的なイメージとは程遠い。
森崎がこの彼岸花の群れを見て思い浮かべたのは先にも出た鮮血か、若しくは燃え上がる炎であった。
森崎「(風景として綺麗じゃないってわけじゃないんだが……。
まあ、あの世との境目だっていうんだから、不気味なのも無理はないか)」
そう結論づけ、森崎は再び歩を進めようとした。すると……
???「……どうやら、この彼岸花が気に召さないようですね?」
森崎「……っ?!」
すぐ横からかけられた突然の声に、思わず飛び退る森崎。
振り向いて見ると一体いつから居たのか、そこには一人の少女が立っていた。
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0ch BBS 2007-01-24