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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】


[687]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/10(日) 22:09:48 ID:KMP7qM9Q
六花より一歩前に出ていた中山は、ほんの僅かにだが、消えたはずのフランドールの足音を耳にした。
おそらくは瞬間移動の類ではなく、単に目に見えなくなっただけ。
そう推測した中山は、最後に聞こえた足音からフランドールのドリブルルートを予測し、そこに強引に体を割りこませる。

感じたのは、足に見えないボールが当たる感触。
そしてその直後に、中山の目の前に驚きに表情を歪めたフランドールの顔が現れる。

バチィィッ!!

フランドールJ「……っ?!」

中山「……や、やったか?!」

中山本人ですら半信半疑のディフェンス。
しかし、ボールはフランドールの足元から大きくはじき出され、そのまま中央へと飛んでいく。

実況「中山くん、ここで執念のディフェンス! フランドールくんの消えるフェイントにも冷静に対処しました!」

美鈴「(上手い! 仮に足音が聞こえていたんだとしても、
   見えない相手の通る道を予想するのは並大抵の人に出来ることじゃない。
   恐らく、中山さんがそれを可能にしたのは、長年のサッカーの経験と判断力……)」

内心で中山の動きに唸る美鈴。
彼女が弾かれたボールに目線を戻すと、そこでは中央のフランドールがボールにいち早く反応し、確保したところだった。

フランドールH「まだよ! まだ終わってないわ!」

森崎「ちっ、中山でも完全には奪いきれないか……」


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0ch BBS 2007-01-24