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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】


[86]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 22:53:01 ID:4TwDVP2I
C 買い物にでも行こうかな

森崎「ここか。紫の言ってた店は……」

森崎は『稗田』と大きく染め付けられた暖簾を見上げながらそう呟いた。

紫に店の話を聞いたのはいいものの、肝心の場所を教えてもらうのを忘れていた彼は、
結果としてかなりの時間を人里を彷徨うのに費やしてしまったのだ。

森崎「(うっかりしてたな……まあ、無事についたから良しとするか)」

うかつだった昔の自分を反省しながら、ゆっくりと暖簾をくぐる。すると……

???「いらっしゃいませ。あら、初めてのお客さんね」

店の奥に座っていた店主が森崎に気付き、
飲んでいた紅茶のカップを僅かに持ち上げながら会釈をした。

歳は森崎と同じか、少し上……早苗と同年代くらいだろうか。
濃い桃色の髪を肩辺りで切りそろえ、大きなリボンのような意匠の髪飾りを付けている。

鮮やかな山吹色の紬に、下は何故かフリルの付いたスカート。
明らかにアンバランスな組み合わせだが、彼女自身の容姿が整っているせいか不思議と不自然さは感じられない。

そして、アンバランスといえば店自体もそうであった。
スパイクやボールといったサッカー用品が置いてあるかと思えば、
そのすぐ横に刀剣類などの物騒な凶器が陳列されており、そして何故かそれらが奇妙に調和しているのだ。


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