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【巫女と騒霊と】キャプテン霊夢【時々ウサギ】


[955]森崎名無しさん:2011/04/09(土) 02:28:34 ID:???
乙でしたー

[956]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:16:19 ID:g4wWDnOo
>>955さん
乙ありです!


ワァァアアアアアアアアア!!!

文「決まった!決まりました!妖夢選手の豪快なシュート、大妖精選手の回転しながらのセービングを見事退けた!
  前半12分、先制点は人里連合が奪いました!霧雨恋色マジックの攻撃を耐えに耐え、一瞬の隙をついてのカウンター!
  さあ、これで試合は面白くなってきました!今のところ攻撃を完璧に封じられている霧雨チーム、どう動くか!? 省32

[957]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:17:26 ID:g4wWDnOo
霊夢「先取点は人里連合かー。妖夢のシュートも中々すごいのね」
レミリア「ふーん、結構やるじゃないか」
ルナサ「私達は白玉楼で何回かライブをしてるから、あの子のことはそこそこ知っている。
    とにかく、その尋常でない脚力を活かしたダッシュ力とシュートが彼女の武器だ。
    体格ゆえ、接触プレイには恐らく強くないと思うが」
ウサギE「い、今のシュート、私のラピッドファイヤよりすごいかも」
早苗「センタリングから直接撃てるというのはやはり強みですね」 省19

[958]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:19:36 ID:g4wWDnOo
ピピィー!!

文「さあ、試合が再開されました!1点を追う霧雨恋色マジックは果たしてどのような攻撃を見せるのか!?
  おっと、キックオフのボールはいつも通り幽香選手に渡りました!どうやら、攻めの形は変えない模様!」

魔理沙「よし、頼むぜ!」
幽香「はいはい」

魔理沙は幽香にボールを預けていつも通りゴール前へと上がっていく。
当然、ボランチの慧音と妹紅はそのマークにつく。

慧音「この試合中は徹底マークさせてもらうぞ」 省27

[959]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:21:23 ID:g4wWDnOo
魔理沙「ナイスパスだぜ!」
慧音「そう来たか!だが、これも予想済みだ!」
妹紅「クリア―してやるわ!」

慧音もこの展開は予想していた。マークによるパスカット・タックル狙いはあくまで地上シュートを
封じる為のものであり、センタリングからのダイレクトシュートは防ぎにくい。
その場合は、競り合いに優れた妹紅とブロックに優れた慧音の二人で防ぐ作戦だった。
ただのヘディング程度ならば、二人がかりなら防げるはずと。

――だが、魔理沙はその予想の上をいった。
省26

[960]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:22:36 ID:g4wWDnOo
ワァァアアアアアアア!!!

文「前半14分、霧雨恋色マジック、あっさりと同点にしてみせました!
  決めたのはキャプテンの魔理沙選手!幽香選手のロビングをヘディングに行くのではなく、
  その高さを超える跳躍からのハイ・ジャンピングボレーで決めて見せました!
  1−1!さあ、これで試合はますます面白くなってきました!」

霊夢「うわ、何よあの高さ」
早苗「あれだけ高く上げられると、カットするのは厳しいですね」 省30

[961]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:24:08 ID:g4wWDnOo
その後の試合展開は人里チームにとっては厳しいものとなった。
前半は何とか同点のまま終えるものの、後半開始早々の妖夢の速攻はチルノと大妖精によって防がれ、
返す刀のカウンターで再び魔理沙のブレイジングスターを喰らい、一気に逆転される。

その後も押し気味に試合を展開され、そして後半8分。

文「またも中央突破した幽香選手!さあ、今度は何処にパスを出すのか?」

幽香「……ま、一点くらい私も取っておこうかしら。ノーマークだし」

ぶうぅうん。
省6

[962]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:25:20 ID:g4wWDnOo
幽香@「受けてみなさい」
幽香A「これが私達の」

幽香@・A「「ダブルスパークよ!!!」」

バッシュウウウウウ!!!

慧音「な、なんだこのシュートは!?」

ギュルンギュルンギュルン!!!

里人@「ボールが……揺れたぁ!?」

里人@が必死に体ごと飛び込むも、無情にもボールがそれをすり抜けてゆく。

ズサァッ!

ピピィー!

後半8分。霧雨恋色マジックのリードを2点差に広げる、幽香の追加点である。
省1

[963]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:26:29 ID:g4wWDnOo
文「幽香選手の不可思議な二人でのシュートがゴールに突き刺さりました!
  しかし、これはルール的にありなの……むぐっ、何よ椛?え、だから突っ込んじゃ駄目?
  ま、いいか。霧雨恋色マジックのリードは2点に広がりました!」


魔理沙「なんだ、幽香。あんなシュート持ってたんなら早く撃ってくれよ」
リリーB「……ナイスシュート」
幽香「ふふ、ありがと。ま、あんまり何度も撃つと疲れそうだね」
チルノ「次はあたいが撃つぞー!」

省32

[964]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:29:18 ID:g4wWDnOo
2点差にされてしまった人里連合だったが、諦めることなく試合を続ける。
後半14分には意地の反撃を見せ、妖夢の宵闇反射衛星斬を大妖精がかろうじて弾いた所に、
オーバーラップした妹紅が強烈なミドルシュートによるねじこみを見せ、2−3と一点差に詰め寄る。

だが、反撃もここまでだった。ワントップの妖夢がついに疲労してしまい、
人里連合は攻撃の中核を失ってしまったのである。
省19

[965]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:30:28 ID:g4wWDnOo
魔理沙「来るなら来い!止めれるものなら止めてみろ!何人で来ても同じだぁ!
    喰らえ!これが私のマスタースパークだぜ!!!」

カッ!!!

魔理沙の右足から振り下ろされたシュートは、まるで一筋の閃光のようにゴールに向かっていく。

ドガッ!バギッ!ベキャッ!ズガァッ!

里人達「「「「ぶへぇええええ!!!」」」」

人里連合のDF陣はなすすべもなくその閃光に蹴散らされていき……。

ズバァアアアア!!!

ピピィー!
省8


0ch BBS 2007-01-24