【勇気の魔法】ライ滝第十四話【100％】

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[567]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/04/20(水) 20:16:27 ID:???

滝「三回戦？」

　思わずオウム返しで聞き返してしまう。

ミスト「ええ。俺須派炉歩学園のサッカー部員なんですよ。名前はミスト、ミスト・レックスです。
　　　　今試合してる三国と雷門はウチと三回戦で当たる可能性が高いんで偵察に来たんです」

滝「……」

ミスト「前半を見るまではウチと同じ四強って言われてる三国が圧勝すると思ってたんですけど、中々雷門も強いじゃないですか。
　　　　最後に勝つのがどっちかはまだ分かりませんけど二回戦で負ける事はまずないでしょうし、
　　　　三回戦の相手は三国か雷門のどちらかで決まりですよね」

滝（ウゼぇ……）

　自分たちも似たような考えで先の対戦相手を予測している為あまり偉そうなことは言えないのだが、
それでも滝としては聞いてて面白い話であろうはずもなかった。
　なによりも笑顔が駄目だった。なんというか生理的に受け付けない。
　そんなこんなで滝が内心苛々している事に全く気付かず、ミストは更にまくしたてる。

ミスト「あ、そういえば君の名前を聞いてなかったですね。ここにいるって事は何処かのサッカー部なのかな？
　　　　でも背も小さいしあんまりサッカー選手向きの体格でもないか……ってことはマネージャー？」

滝「……」

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0ch BBS 2007-01-24