【勇気の魔法】ライ滝第十四話【100％】

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[616]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/04/27(水) 00:11:13 ID:???

――時間をやや巻き戻し、雷門VS三国試合会場――

実況「――選手達が再びグラウンドに姿を現しました。どうやら両チームとも特に選手の変更はないようです。
　　　前半を終え3-1と雷門リードのこの試合、このまま雷門が逃げ切り大物食いを果たすのか。
　　　はたまた三国が見事逆転劇を見せ四強の意地を見せるのか。間もなく後半のキックオフです」

滝（天道のノートの情報が確かなら地力は雷門の方がやや上だし、押し切りそうではあるな。とはいえカードの引きは読めないしなぁ。
　　案外雷門がコロっと負ける展開もあるかもな。スペック上はかなり強いはずの豪炎寺ってのがカードに嫌われてるし）

ピィィィィィィィィィィィィィィィッ！！

　滝が心の中でメタい事を考えている間に、後半の開始を告げるホイッスルが吹き鳴らされた。

豪炎寺「鬼道！」

実況「さあ、雷門ボールで後半キックオフです！　雷門、まずはボールを中盤の要、鬼道君に預けました！」

曹操「やはり奴に預けたか。行くぞ夏侯淵！　まずは三分で一点差に詰め寄るぞ！」

夏侯淵「お任せなすって。ドリブルコースの一つくらいは潰して見せまさぁ」

　ボールを持った鬼道を曹操と夏侯淵が二人がかりで囲む。

鬼道「フッ……悪いがそう簡単にボールを渡すつもりはない」

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0ch BBS 2007-01-24