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【もっと高く】キャプテンEDIT28【そして遠くへ】
[351]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/04/01(金) 01:08:09 ID:???
豊原「やれやれ。後輩に言い残せることがある連中は羨ましいな。俺などサッカーのことも人生のことも、自分のことで手一杯だ」
柿原「お前はサッカーに専念出来るだけいいだろう? 俺はこの後、親父の店の手伝いだ。
丁度いい、豊原。お前、ちょっと俺の家の売り上げに貢献しろ」
豊原「ちょ、柿原さんっ!? た、助けてくれ大前! 俺は今月ピンチなんだ!」
大前「あ、あはは……豊原さんたちもお疲れさまでした……」
豊原「は、薄情者〜っ!? あ、やめてください豊原さん! 引っ張らないで――アーッ!!」
本条「俺らも帰るか……(高校でこそ、早瀬を蹴落としてキャプテンの座を狙うぜ!)」
篠田「ああ(高校に入っても、俺はコイツの傘下なのかなあ……)」
紅白戦に参加した卒業生たちも帰って行き、グラウンドには現役の選手たちだけが残される。
だが、その表情は九割方沈痛なものだった。
その色は、殊にレギュラーの中でも主力視されていた者にこそ濃く表れている。
本多(今日の仕事ぶりはなんだ……俺は、こころのどこかでMVPの地位に慢心していなかったか?
あんなもの、選考委員の好みがストライカー嫌いだっただけだったと言うのに……)
輝林(…………今のままでは、駄目だ)
渡会(監督のいう通りだ……いつまでもフィールダー頼りじゃ無失点でも誇れるもんじゃねえ)
比良山(監督から叱責の言葉こそなかったが、攻守の貢献度でまだまだ大前に大きく離されている。
これからも差を詰めるためにも努力せねば。いや、いつか追いつき追い越す気概が無ければ!)
中でも辛うじて強い意志を見せるのは比良山のみ。
逆に最も居た堪れない表情をしていたのは――
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0ch BBS 2007-01-24