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【もっと高く】キャプテンEDIT28【そして遠くへ】
[979]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/04/07(木) 19:21:17 ID:???
>>A.「……焦りの色がべったり貼り付いてるね。とんでもないことをやらかす前兆だ」
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葵「ギクッ! な、何なんですか、急に見透かしたようなことを……はっ、まさかあなた、エスパー!?」
大前「(コイツ、今口でギクッて言ったぞ……)いや、まあ、その。君の顔を見ていたら、誰だってこう言うんじゃないのかな」
単純な反応を返す葵に、苦笑してしまう。
大前「ついでに、もっと君が思っていることを当ててやろうか?」
葵「や、やめてー! 助けてタモツ! 妖怪サトリが出たよ!」
ちなみにサトリは岐阜辺りの伝承に出る妖怪らしい。
大前「誰が妖怪だ。……君、後半からは作戦を放棄して南葛の選手に勝負を挑みに行く気だろ?
で、それでボールが取れたら自分一人でもゴールを狙いに行く。まあ、こんなところかな」
葵「やっぱり心を読んでるじゃないかー!?」
大前「(思いこみ激しいなあ)これくらい、ちょっとサッカーを齧ってれば読めなくはないって」
葵「え、アンタもサッカー選手なの? 妖怪じゃなくて?」
どうしても大前を妖怪にしたいらしい。
大前「カウンターしようにもボールが取れなくて、それで見るからにカリカリしてりゃ、そう考えてしまうのが自然だろ?
……でもって、そんなことをするのはオススメ出来ない。成功しても失敗しても、君に良いことは一つも無いよ」
葵「え……?」
ガーンと頭を金槌で殴られたようにショックを受ける葵。
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0ch BBS 2007-01-24