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1- レス

【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】


[347]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/03(日) 21:54:54 ID:???
>C左サイドから攻めろ!アベルにパスだ!

森崎「マルス!ここはアベルに攻めさせるんだ!」

マルス「わかった!それっ!」

マルスは森崎の指示通りライン際に綺麗なパスを送り出す。
柔らかなタッチでボールを受け取ったアベルはそのまま左サイドをドリブルで駆ける。

三杉「くっ……こうも中盤で攻守が入れ替わり続けると……」

三杉の心臓病に蝕まれた体は未だ完治までには至っていない。
余程の無理を重ねない限りフル出場は可能となったものの、やはり守備機会が増えることで
体への負担が増えることにあまり良い思いはいだいていなかった。

三杉「(しかし、彼が相手となると手を抜くことはできない。……僕の美学に賭けても!)」

十二分な実力があるくせに散漫なプレイを続けるこの緑色の男。
三杉は彼のような恵まれた人間が堕落するさまを見ることに怒りさえ覚えるほどだった。
大きなハンデを背負って生まれてきた自分ではかなり遠回りをしなければたどり着くことのできない栄光。
それを彼はわざわざ道草をし、逆走したりして自分が進むべき道へと進もうとしないのだ。
羨ましい。有り体に言えば単純な嫉妬である。だがこの邪悪な感情こそ三杉のプレイをより洗練させるものへと昇華する。

三杉「勝負だアベル!アリティアカップではつけられなかった決着をつけるぞ!」

アベル「臨むところ!今度は無様な退場なんかしないから安心しな!」


0ch BBS 2007-01-24