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【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】


[43]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/02(土) 12:21:46 ID:???
>Aゴールの前に立ち、翼の練習に身を持って付き合う

森崎「いいだろう。お前のあみ出したシュートが何だか知らんが、俺だってアカネイアで腕は磨いてきた。
   こい、翼!明日の試合の前の前哨戦と行こうじゃないか!」

翼「うん。…じゃあ、いくぞ!!」

森崎は軽く息を吐いて腰を屈める。素早く反応できる自分の最も動きやすい態勢だ。

森崎「(新しいシュートか。単純にドライブシュートを強化したようなやつか?
   それとも日向のような威力をとことん追求した弾丸シュートか?)」

未知のシュートに対するこの嬉しさにも似た緊張感を覚えるたびに、つくづく自分はキーパーなのだと実感する。
本来ならばネットを突き破りコンクリートの壁に穴をあけるようなボールを前にして
怖くて逃げ出さないほうがおかしいと思うのは当然である。だが、森崎はだからこそこのポジションを気に入っていた。

森崎「(こうして正面から相手チームのエースの力とぶつかり合うことが出来る。
   これだけ危険な、だがワクワクするポジションなんて何処を探してもGKだけだろ?
   こんな素晴らしい場所を他の奴らに譲るなんてこと俺にはできん。
   若林には絶対に渡さん。最後方から指揮を出し、チームの勝利を導くのは……この俺だけなんだ!)」

ピシャーーーーンッ!!

轟く雷鳴。いよいよ雨はさらに激しく降り出し、森崎の短髪を次々と濡らしていく。
だが集中は途切れない。むしろさらに強く研ぎ澄まされていく。

森崎「さぁかかってこい翼!止めてやる!」

翼「行くぞ森崎!」

ダッ!


0ch BBS 2007-01-24