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【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】


[656]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/08(金) 18:51:20 ID:???
松山「そ、そうか……」

翼「松山くん。間違っても自分のせいで、なんて思わないでくれ。
  この失点は俺達全員の責任なんだ。それに……1点くらいすぐに取り戻して見せる」

松山「翼……!」

3年前のjrユース大会ではアルゼンチン戦にて痛恨の退場を経験している翼の言葉には説得力があった。
あのときも少ない人数ながら力を結集させ、強敵を見事打ち倒したではないか。

松山「みんな、聞いてくれ!」

松山は声を張り上げて立ち上がり、ホワイトボードを皆の前まで移動させる。

三杉「松山、これはいったい……」

松山「俺が退場するまでにAチームに関して気がついた情報を書き連ねてみた。
   少しでも皆の負担を和らげる材料になればいいんだが……」

そこには後半戦に備えたBチームのフォーメーション、戦術、そして攻撃の展開、守備の連携までびっしりと書きこまれていた。
チームワークを主とする松山は、その思想をただの綺麗事にしないように遠征中に戦術眼を徹底的に磨き上げた。
さながらイングランドでは『イーグル・アイ』と称され、マンチェスターの中盤の強さの表れとなっている。

早田「す、すげぇ…!FWの蹴り足の比率まで書いていやがる…!」

次藤「これだけ分かれば大体の相手の動きは読めるタイ。よくやった松山!」

若林「…少なくともこれでお前の開けた穴は少しは浅くなったということだ」

松山「……こんな大事な試合で退場だなんて情けないことになってしまい本当に済まないと思っている。
   だが、俺たち黄金世代が中心となっているこのチームがそう簡単に負けていいはずはないんだ!
   頼むみんな、勝ってくれ。この試合はもう同じフィールドに立てない俺が言うのは烏滸がましいと思うが……!」


0ch BBS 2007-01-24