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1- レス

【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】


[873]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 16:21:56 ID:???
ジュリアン→ ハートJ+(粘りのキープ+2) + ドリブル61=74

岬→ スペード9+(不利-2) + タックル55=62

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ジュリアンが突破!
============
岬には野望がある。それは将来の日本サッカーの経営や首謀を裏から自分の意のままに手に入れること。
あくまでも世界経は進出せずに、金の巡りが大きい日本での活動をメインに置き、何も苦労の要らぬ安定した生活を欲していた。
それは幼い頃から父親の仕事の関係上、各地を転々する非情に不安定な生活に対してのアンチテーゼのような感情があった。
余計な汗を流さず、かと言って怠け者だと罵られるほど働かないわけでもない。
ゆったりと、心を楽に、空に揺蕩う雲のようなフワフワと漂う気楽な生活に憧れているのだ。
そして暖かな家庭を持ち、子供たちには夢を語り、自分が幼き頃に手に入れられなかった幸せを必ず与えてやりたい。

だが、岬本人は気がついていない。本人は自分が本心を隠し密かな陰謀を張り巡らせていると考えているが
結局は自分の意思や希望を犠牲にし、周囲を円満に、幸せにしてやりたいという『自己犠牲』の塊になってしまっていることを。
それはまだ純真にサッカーを愛して止まなかったあの頃と同じ気持ち。
誰かのためにと自分を縁の下へと潜らせ、その結果の周囲の人の笑顔を見て、自分も幸せになれるというあの純朴な気持ち。

今年の春先に若林と練習をした頃だろうか。岬は一瞬だがあの頃の穏やかな気持ちに再び触れ、
そしてたまに考える。本当に自分は日本サッカーを裏から牛耳ることなど出来るのだろうか?と。
異様なほどに発展していく日本サッカー協会。次々と研修に出される将来有望な黄金世代の戦士たち。
明らかに協会は何か大きな力を手にいれている。それもこのような異世界の者たちを特別試合に招待できるようなほどの異質な力を。
多くの人に触れてきたことで、人の感情を鋭く察知することを覚えた岬は確かに感じていた。
自分たちの後ろに控える大きな何かを。その存在がある限り、自分の野望を叶えることなど無理であることも。

岬「(地球上にはない世界との謎の交流、異様なほどの協会の発展、実力者たちの不可解な弱体化……
  彼らならば知っているのだろうか?この試合がただの代表選考会の試合ではないということを)」


0ch BBS 2007-01-24