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【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】


[874]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 16:23:40 ID:???
そこで岬はジュリアンと目があった。だが、ジュリアンの燃えるような赤い瞳はただただ真剣にサッカーに取り組んでいるものだった。
いつの頃からか分からないが、野望のために投げ捨てた感情。純粋にサッカーを愛せたひたむきさ。

岬「(うっ…!)」

その迫力に岬は動くことができなかった。この赤毛の細身の青年はかつての自分、いやそれ以上に真剣にサッカーに取り組んでいるのだ。
なにか裏があるのではないか?どうせ隠れた陰謀があるのだろう?そんな考えが全て大きな隙となり岬に跳ね返ってきてしまう。

ジュリアン「何だか知らんが試合中に考え事は現金…じゃなくて厳禁だぜ!」

シュバッ!

岬「(見透かされてるとでも…?僕の、心が…?)」

どうやらこの試合は勝てそうにない。なぜなら本気でサッカーに取り組んでいる者にこそ、サッカーの神は味方するものだから。
岬は遠ざかっていくジュリアンの背中を眺めながらそう思った。
そして何処で自分は大好きなサッカーに対して影を求めてしまったのかを振り返ることにした。
もちろん、試合終了のホイッスルが鳴った後で。とにかくまずはあの赤毛に一矢報いるのが先である。

アンナ「ジュリアンくん抜いた!先ほどと同じように右サイドをドリブルで上がっていきます!」

井沢「何度来ようと無駄だァ!」

早田「返り討ちにしてやるぜ!」

ジュリアン「このジュリアン様の俊足を舐めるなァ!今度こそ振りきってやる!」


0ch BBS 2007-01-24