※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】


[936]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:28:34 ID:???
ミネルバ「くっ……こ、このぉ!!」

続いて森崎の前に立ち、決して後ろにはボールを通すまいと自信満々に誓ったミネルバがサイクロンに挑む。
力の差は歴然。この圧倒的不利な戦いを前にしても、ミネルバは決して後ろに引くことはなかった。
一刻を背負う王女としての意志の表れだろうか。それとも彼女が慕っていた兄の教えの影響だろうか。
だが、彼女の鋼のような意志といえども、この全てを蹴散らしかねない凶弾の勢いを衰えさせることすらかなわない。

ズギャアッ!!

ミネルバ「ぐあああぁぁっ!!(む、無念だ……森崎、後は頼む…)」

森崎「ぐううおおおおおおおおぉぉぉりゃあああああああぁぁぁっ!!!」

最後の門番である森崎。彼は脳裏を掠める危険、恐怖、そういった負の感情を消し飛ばすかのように吠えた。
そして暴れ狂う竜巻の中心に手を伸ばし、しっかりと両手で挟みこむようにして押さえにかかる。

ガッ!ギャリギャリギャリギャリギャリィッ!!

森崎「(お、抑えた!あとは……あとは!)」

自分一人の力ではどうあがいても抑えきれないこのシュート。
森崎の後ろにそびえ立つ何者も受け付けぬ白き巨塔、ゴールポスト。
この最後の仲間の力を借り、森崎は両手で暴れ狂うサイクロンを止めに向かう。

森崎「いまだあああぁぁぁぁあああっ!!!」

バッ!!

後ろへと押し出す推進力に負けぬように踏ん張り、その勢いを逸らすように飛び上がる。
向かう先はゴール上部のバー。そこに自らの体をぶち当てることでボールの勢いを殺すのだ。

森崎「ゴールキーパーにとって…ポストは友達なんだあぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!!!」


0ch BBS 2007-01-24