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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】


[458]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/14(木) 16:03:57 ID:???

マルコはこのフィッツウォルタの言葉を聞き、嬉しさで背筋が震えた。
ずっとずっと・・・長い間目標として追い続けてきた相手が、自分の事を彼より上と評したのだ。
たった1回の試合で足元を掬っただけなのかも知れないが、それでもこの喜びは初めて感じる物だった。

フィッツウォルタ「個人技は・・・まだまだかもね。 キックコントロールは間違いなくAだけど、
          その他の分野はまだBが多くて、不得意な物はCだと思うよ。」

マルコ「ああ・・・はは、まだまだかー。(やっぱりね・・・)」

フィッツウォルタ「でもボクだってそれは同じさ、オールAの選手がどれほど遠いか実感したよ。
          それに・・・ううん、その意味でも今後に向かっていい勉強をさせて貰ったかな。」

マルコ「そっか・・・」

少しだけ口篭もるような言い方をしたが、それも一瞬。
フィッツウォルタは言葉を続けると、最後にマルコへ手を差し出した。

フィッツウォルタ「マルコとはまた戦う事になりそうだからね。
          もっと成長してくるキミに負けないよう、今日から改めて頑張るつもりさ。」

マルコ「うん、ボクだって負けないよ!」

フィッツウォルタの差し出した手は、ライバルとしてマルコを認めたという証なのだろう。
マルコはこの手を取り、力強く握った。
次に戦う時までの目標を新たに、今日マルコは充実した試合を終えたのである。


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