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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[459]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/04/14(木) 16:06:48 ID:???
三杉(ん・・・・・・終わったのかな?)
遠目でその様子を見ていた三杉は、どうやら2人の話が終わったと判断した。
フィッツウォルタがマルコに背を向けるとスクッと立ち上がり、彼の方へ歩み寄る。
三杉「やあ。」
フィッツウォルタ「おや。」
2人は互いにとぼけた様な一言だけの挨拶を交わした。
試合前と変わらず演技ぶった自分の態度に内心苦笑しつつ、三杉は話しかける。
三杉「今日は君の本気を出させる事が出来たかな?」
フィッツウォルタ「ふふ、いい性格してるね。」
三杉「君ほどじゃないさ。」
「そうかもね」と悪びれず、フィッツウォルタは人を食ったような笑顔を返してきた。
なんと言うか、三杉はこの男に対しては本性的に似ているような感覚を得ていた。
周囲に向けた笑顔とは別の、黒いものを抱えた腹。
イタリアに来てから、こういう棘の刺し合いのような会話をする事が無かっただけに、
三杉は然程不愉快ではなく、むしろ変わった意味合いで懐かしいような気分になっていた。
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0ch BBS 2007-01-24