※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】


[459]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/14(木) 16:06:48 ID:???

三杉(ん・・・・・・終わったのかな?)

遠目でその様子を見ていた三杉は、どうやら2人の話が終わったと判断した。
フィッツウォルタがマルコに背を向けるとスクッと立ち上がり、彼の方へ歩み寄る。

三杉「やあ。」

フィッツウォルタ「おや。」

2人は互いにとぼけた様な一言だけの挨拶を交わした。
試合前と変わらず演技ぶった自分の態度に内心苦笑しつつ、三杉は話しかける。

三杉「今日は君の本気を出させる事が出来たかな?」

フィッツウォルタ「ふふ、いい性格してるね。」

三杉「君ほどじゃないさ。」

「そうかもね」と悪びれず、フィッツウォルタは人を食ったような笑顔を返してきた。
なんと言うか、三杉はこの男に対しては本性的に似ているような感覚を得ていた。
周囲に向けた笑顔とは別の、黒いものを抱えた腹。
イタリアに来てから、こういう棘の刺し合いのような会話をする事が無かっただけに、
三杉は然程不愉快ではなく、むしろ変わった意味合いで懐かしいような気分になっていた。



名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24