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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】


[893]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/06(金) 19:36:34 ID:???

ジョアン(・・・見事だったぞイスラス、ディッテンベルガ。
      負けるべくしてレッチェは負けた・・・だがお前達もレッチェも恥じる所は何処にも無い。
      よくぞ最後まで心を折らずに戦い抜いた、その精神があればレッチェはまた強くなる。)

口にこそ出しはしなかったが、ジョアンは小さく拍手を送り、口許には満足気な笑みが零れていた。
だが彼の隣に座る少年・・・アルシオンは冷めた目でグラウンドの敗者の顔を観ていた。
そしてジョアンに向けてこのように口にしたのだった。

アルシオン「3−2か・・・スコアこそ競っているように見えますが、ワンサイドゲームでしたね。」

ジョアン「むっ・・・・・・アルシオン・・・?」

アルシオン「パルマはまだ他に出来る事があった・・・だが決勝を見据えて全てを出し切らずに終えた。
       対してレッチェは全てを出し切り、その得点はPKと偶然性の高いゴール・・・
       結局、ポゼッションサッカーと言ってもこの程度という事ですね。
       中盤を制しても個の力が足りなければゴールは奪えず、最後には逆に奪われる・・・」

ジョアン「・・・・・・そうだな、個の力が足りている事はある意味前提だ。
      個の力が足りなければ工夫するしかないが、まずそこを満足させるのがプロの選手だ。
      だが個の力が満たされた時、そこで初めて戦術が輝く。
      チームの強さは個の力と戦術の融合だ、レッチェはイスラスとディッテンベルガ以外の
      選手の差・・・特に最終ラインの大きな差で負けたと言うべきだな。」

アルシオン「・・・・・・」

ジョアン「どうした、アルシオン?」

アルシオン「・・・・・・・・・いいえ、なにも・・・」



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