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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】


[261]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 21:35:54 ID:KjbnXbaA
すいません、sageてました

A

[262]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:36:38 ID:???
> A:このまま一気に逆転しておきたいな。

凡太「うん、でもこのまま一気に逆転しておきたいな。キースギダーが回復したら厄介だ」

星矢「そうだな、お前とシャイナさんは怪我してるし……」

凡太「恐らく白銀達は延長に備えて守りを固めてくるはず、ラインを上げて一気に逆転しよう」

星矢「いいだろう。しかしお前は怪我をしているんだから、出来るだけ接触プレイは避けろよ」

凡太「ああ……でも、チャンスの時はパスを躊躇わないでくれ」

省41

[263]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:37:54 ID:???
バベル「キ、キースギダーもミスティも落ち着けよ!」

カペラ「いがみ合ってる場合じゃねぇだろ!?」

一触即発の雰囲気に、バベルとカペラも慌てて二人にの間に割り込む。

キース「カペラ!タキー!お前らもだ!何で俺にパスをよこさねぇ!?」

カペラ「な、何故って……」

タキー「そりゃあ……」

急に矛先を向けられ、二人は言いよどむ。

ミスティ「疲労した貴方では紫龍からゴールを奪うことは出来ないからですよ!決まってるでしょう!」
省20

[264]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:38:58 ID:???
が、そこへ、騒ぎに加わらず様子を伺っていたアルゴルが二人の間に入る。

アルゴル「まあ落ち着けよ」

ミスティ「引っ込んで下さいアルゴル!この傲慢な男に聖闘士がどういうものか……!」

キース「上等だ!お前のケツに遠近自在剣を……!」

アルゴル「……ゴルゴンの楯」

     ピカッ!ピキーン!

ミスティ「ガッ……ア、アルゴル!?」

キース「ぐぎぎ……!?」

一向に喧嘩を止めようとしない二人に、アルゴルはゴルゴンの楯を向ける。
省13

[265]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:40:07 ID:???
アルゴル「……喧嘩を止めない奴が悪い」

ジャミアン「し、しかしな……」

僚友の非難を無視し、アルゴルは石になったキースギダーとミスティに語りかけた。

アルゴル「……石になっても聞こえるだろう?良く聞けよ、キースギダー、ミスティ」

キース「ぎぎぎ……」

ミスティ「ぐぬぬ……」

アルゴルの言葉に、二つの石像は悔しげに呻く。

アルゴル「お前達が苛立つ気持ちはよく分かる、二点差を返されたんだからな……失点を許した俺も
省20

[266]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:41:09 ID:???
カペラ「……あいつ、性格悪いな」

アルゴル「まあ、だがそれも過ぎたことだ……しかしな、まだ試合は終わって居ない。

 ミスティの防御力、キースギダーの得点力、どちらもこれからの試合に必要だ……そうだよな?」

と、アルゴルはここで後ろを振り返り、他の面子に同意を求める。

バベル「あ、ああ……もちろんだ」

タキー「そりゃあ……な」

バベルやタキーを初め皆そのことを認めるに否やはない。
省20

[267]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:42:17 ID:???
ゴルゴンの石化は、アルゴルの意志で解くか、アルゴルが死ぬかしないと解けない。

ミスティ「……」

キース「……」

そのことを知っている二人は、一転押し黙る。

アルゴル「……どうだ?道頓堀か?それとも仲直りかな?」

誰でも、この状況で説得(?)されれば、折れざるを得ないだろう。

ミスティ「ん……」

キース「むー……」

不承不承ながら、石像がアルゴルに同意を示す。

アルゴル「よろしい……」
省10

[268]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:44:17 ID:???
キース「くそっ……てめぇよくも!」

石化が解けると同時に、アルゴルへ食って掛かろうとするキースギダー。

     さっ

しかし、アルゴルは慌てずキースギダーの方へ楯を向けた。

キース「ちっ……そんなもん気合い入れりゃ抵抗出来るがな。試合も残ってるから勘弁しといてやる」

キースギダーは忌々しそうにそう言うと、アルゴルに背を向けセンターサークルの方へ向かった。

バベル「……何とか収まったか」
省13

[269]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:46:34 ID:???
ミスティ「アルゴル!いきなり石化することはないでしょう!?」

そして、最後に残ったアルゴルにミスティが食って掛かる。

アルゴル「……ああでもしなきゃあの場は収まらなかったろう?」

ミスティ「だからって……」

アルゴル「ふっ……まあ、気にするなよ」

そう言うとアルゴルは、ミスティの頭を軽くぽんと叩き、ゴールの方へ向かって歩き出す。

ミスティ「まったく、人を石にしといて……」

ぶつぶつとぼやきながら、ミスティも自分の持ち場に向かった。

[270]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:47:40 ID:???
星矢「後半のこり時間は少ない、スタミナ的に延長になれば不利な奴らは全力で勝ち越しに来るだろう」

凡太「うん」

瞬「それが逆にチャンスだね、相手のボールを奪えば……」

ヒカル「今度はこちらが」

氷河「ディフェンスラインを上げて、一気に決めよう」

凡太「現状シャイナさんが居ないけど……下手に引いて守るより攻めた方が失点も少ないと思う」

紫龍「万一抜かれても、バベルクラスなら俺が止められると思う」
省8


0ch BBS 2007-01-24