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1- レス

【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】


[418]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 19:37:52 ID:???
> F:何か見えます?そのまま物見役になってください。

凡太「何か見えます?そのまま物見役になってください」

沙織「見えない見えない!というか物見って何!?」

凡太「えっ、物見知らないんですか?物見ってのは敵を警戒する人のことですよ」

沙織「そう言うこと聞いてるんじゃないわよ!何でいきなり肩車なの!?」

凡太「えー……だって、背負われるのは嫌だって言うから」

沙織「意味わかんない!だから肩車って意味わかんない!意味わかんない!」
省23

[419]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 19:41:44 ID:???
凡太「一人で逃げるぐらいなら初めから来ません……沙織さん、僕をまだ死にたくないんです。

大人しく肩車されててください」

沙織「わ、分かりました!私が間違ってました!」

凡太にそこまで言われ、沙織は遂に折れた。

沙織「でも肩車はいくら何でも恥ずかしいです!せめておんぶにして下さい!」

凡太「そうですか?いいと思うんですけどね、肩車。遠くまで見渡せるから敵をいち早く発見出来ますし」

沙織「その代わり、敵にもいち早く発見されるんじゃありません?」 省3

[420]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 19:43:00 ID:+cZRYuNM
沙織「と、とにかく下ろしてください!」

凡太「はいはい……」

そう言って凡太が沙織を下ろそうとしゃがみかけた瞬間……。

ジャミアン「OH!NO!あのアマいやがらねぇ!!!!」

岩穴の奥からジャミアンの叫び声が聞こえる!

凡太「ま、まずい!ごちゃごちゃやってる内に気付かれた!」

沙織「うっ……わ、私のせい?」

凡太の頭を抱える様にして、沙織は少し身体を小さくする。

凡太「い、いやまあ……それより、今はとにかく逃げないと!」
省12

[421]森崎名無しさん:2011/04/19(火) 19:56:39 ID:D1nD9HSk


[422]森崎名無しさん:2011/04/19(火) 20:00:26 ID:HuKD63fE


[423]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 20:38:56 ID:???
> A:時間がない!沙織を肩車したままダッシュ!

凡太「下ろしてる時間がありません!このまま逃げますよ沙織さん!」

沙織「えっ?ちょ、ちょっと、こんな状態で走ったりしたら……!」

凡太は沙織を肩車したままダッシュした。

     ダダダッ!

沙織「わわっ!?こ、恐い恐い恐い!恐いってば!きゃぁぁぁぁぁぁ!!」

唯でさえ不安定な肩車。その上岩場を全力疾走するという曲芸のような状況に、沙織は思わず悲鳴を上げる。
省20

[424]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 20:40:08 ID:+cZRYuNM
先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★前が見えない! ! card

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

ジョーカー:視覚を断たれたことで云々……小宇宙に目覚めた!
ダイヤ:沙織の腕の隙間から何とか進路が見えた!
ハート:何も見えない!でも奇跡的に逃げる方向は合ってる!
スペード:ジャミアンの方へ走ってしまった!
クラブ:えっ……そっち崖なの?

[425]森崎名無しさん:2011/04/19(火) 20:40:26 ID:???
★前が見えない!  クラブ5

[426]森崎名無しさん:2011/04/19(火) 20:49:51 ID:???
1.ハンサムな凡太は突如として小宇宙に目覚める
2.瞬が助けてくれる
3.聖矢が助けてくれる
4.現実は非常である

[427]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 21:06:23 ID:???
> ★前が見えない!  クラブ5 →えっ……そっち崖なの?

凡太「さ、沙織さん!手!手外して!どっちに行っていいかわからな……」

全力に近いスピードで走りながら、凡太は必死に沙織の手を退けようと努力する。

沙織「やだやだ!手放したら落ちるじゃない!」

凡太「落ちません!落ちませんから……!」

沙織「嘘嘘嘘!絶対落ちる!」

凡太「落ちません落ちません!絶対落ちませんから!」

     ベリッ!
省16

[428]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 21:07:39 ID:+cZRYuNM
沙織「ぐすっ……ほら、やっぱり落ちたじゃない……」

沙織のそんな呟き聞いたと思ったその瞬間……。

     ひゅー……

凡太「NOOOOOOOOOOO!!」

凡太は空中から真っ逆さまに落下した。


ジャミアン「な、何て奴だ!俺から逃れる為にあの崖から飛び降りるとは……」

丁度岩穴から出た所でその光景を目撃したジャミアンは、常軌を逸した凡太の行動に戦慄を隠せなかい。

ジャミアン「凡太、お前はまさに流星のようだったぜ……」

省17


0ch BBS 2007-01-24