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【未来は僕らの】城山正の挑戦21【手の中】


[317]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/04/28(木) 02:01:27 ID:abked9ZA
ピノ「あなたの町が見えて来ましたよー」
城山「黒柳徹子かい」
美津乃「魔法のじゅうたん?私わかんない」
ズナッフ「確かにあの見事な城壁はモレクダじゃな」

家獣の中から見下ろすエニウェアの大地に巨大な白いドーナッツが見えてくる。
当然それはドーナッツであるわけもなく、モレクダをぐるりと取り囲む城壁である。

ドン「城壁の上の見張り台の兵士が弓をこっちに向けてるぞ」
チナ「一般の兵士から見れば家獣も立派なモンスターです。攻撃される前に下りましょう」
城山「OK。家獣サンキュ。降りてくれ」
家獣「バウー」

対空攻撃に晒される前に高度を落とし、モレクダの付近の森に降り立つシロヤマンズ一行。
魔方陣に家獣を帰すと森を抜け、一路町へ歩を向ける。

美津乃「うわ。南葛にもコレだけのものはちょっとないね」
城山「近くで見るとスゴイ迫力だな」

見上げているだけで首が痛くなる城壁。その周囲は堀が掘られ、一箇所だけ跳ね橋がかけられていた。
その橋を超えればモレクダの町へとつながる城門である。

ズナッフ「……妙じゃな」
ドン「なにが?」
チナ「……確かに。これだけの規模の町にもかかわらず、周囲に人の気配がありません」
ズナッフ「キャラバンの出入りもなさそうじゃし、この手の町の周囲には市が出たりするのが常じゃ」
ドン「そう言われれば、確かに」

その懸念はすぐに現実のものになる。
降りたままの跳ね橋を超えたシロヤマンズの前に立ちふさがる巨大な影。
それは――



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0ch BBS 2007-01-24