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【未来は僕らの】城山正の挑戦21【手の中】


[906]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/06/17(金) 01:26:47 ID:nXq6p0lQ
城山「……おう。残念だったな。いや、オレも上手く采配出来なかったから悪かったと言うか……」

全国まで行って当然と思っていた戦力で惜敗。ピッチの上で選手たちはよくやっていたと思える。
勝ちたいという気持ちだって負けていなかったはずだ。それは山森達の真っ赤になった目が証明している。
だとすればどこが浜松に劣っていたのか。考えられるのは指揮官の差。
もっと上手く選手を配置したり、作戦を考えたりできたんじゃないか?いや、今日に至るまでの日々の中でもっと
してやれることがあったんじゃないか。
そんなことを思い、口に出してしまう。

H師匠「ははは。なんスか。監督。なんの冗談ですか」
A宮原「監督らしくもない。何かヘンなもん食べたんですか」
D村川「今度ちゃんと食べられる草教えますから、それまで我慢してください」

戻ってきた選手たちの表情はいつもと変わらない明るいものだった。

城山「……なんだ。もっとしょげてるかと思ったのに」
B中畑「勝てるようになったのなんて最近の話ですからね」
E矢島「去年まで水越や南葛とどっこいだったんだもんな」
Kメロン「明日から学校のプールで威張れるな。決勝まで行ったぜって」
C島崎「うむ。ここまで来れたのは監督をはじめ、みんなで頑張ってきたからだな」

口々に今日までの日々を話し合う。

O朝比奈「みんな連れてきましたー」
城山「よし。それじゃさっさと着替えちまえ。焼肉食いにいくぞ」
SC『やったぁーっ!サ、サーッイエッサーッッ!!』

喜び勇んで、我先に南葛スポーツセンターの控え室へと走り出す選手たち。

城山「なんだ。元気じゃねえか。これなら練習も出来たな」

そんな様子を城山は腰に手を当て見送った。


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