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【未来は僕らの】城山正の挑戦21【手の中】


[915]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/06/18(土) 02:38:24 ID:O6hOrld6
J糸井「監督。今まで御世話になりました。ありがとうございましたっ!」

深々と頭を下げる糸井。城山からは表情は見えなかったが床に雫が一滴二滴と落ちるはわかった。

城山「……あー。顔は上げづらそうだから、そのままでいーや。
別に御世話なんざしてねーよ。お前らは勝手に上手くなったんだ。
それこそオレがもうちっとマシな監督だったら優勝だって出来たかもしれないんだし」

ポムと糸井の頭に手を置く。

J糸井「……監督……っ!」
城山「奈良だっけか。そっち行ってもサッカーやるんだったら全国まで行けよ。そしたら会える奴もいるだろうし」
白瀬「奈良だったら自転車でも来れるよー。2日くらいで」
美津乃「車なら2時間かかるか、かかんないかだし」

茶々を入れる二人もこれまでに幾多の別れを経験してきている。
だからこそ、その気になればいつでも来れると言っているのだろう。

城山「まーそうゆうこった。サッカーやってなくても全国行けなくても会う手段なんか山ほどある。
男が泣いていいのは生まれた時と親が死んだ時……あと、なんだっけ?」
美津乃「タンスの角に足の小指をぶつけた時」
白瀬「財布をなくした時だよ」
城山「財布と親が同列か……。それもなんかすごいな」
美津乃「シロちゃんのお財布いっつもぺったんこだもんね」
城山「美津乃ちゃんの胸と一緒でな。がふっ!」

すかさず飛んでくるメダルの欠片。

糸井「……監督……」
城山「いててて。よし、泣いてないな。それなら餞別にコレやるよ」



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