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1- レス

【未来は僕らの】城山正の挑戦21【手の中】


[929]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/06/20(月) 03:05:57 ID:uBPbjDxU
大会が終わって数日たったある日の昼下がり。
唐突に世界が回って捩れて明滅した。
視界が元に戻るとそこは見知った応接室だった。

美津乃「やは」
城山「や」

既に召喚されていた美津乃は既に紅茶に口をつけている。

城山「なんかこの間呼ばれたばっかりな気がするけど?」
クリス「……スレの容量や大会をやって月末が混乱した調整です」
美津乃「のっけからメタな話なんだね」
クリス「……そういうわけですから、すぐに向かいましょう。またも1000まで行かないかもしれませんし。
……オープンセサミ」

ぞんざいな開門の呪文で現実とエニウェアは繋がり、開かれた異界への門に3人は吸い込まれていった。

***

ピノ「……ねぇ、お腹空いたー」

はっと気がつくと眼前にキツネ耳の少女。ピノがこちらをのぞきこんでいた。
傍らには美津乃の姿もある。

ピノ「お腹空いたんだよぉ。なにか食べようよぅ」

2人が改めて送り込まれたのは前回の冒険で立ち寄ったミウリの村の温泉施設。そこの休憩所だった。

ピノ「あたしカブトムシじゃないんだし、砂糖水だけじゃ足りないぃ」

どうやら城山達が現実に戻り、再びやってくるまでのわずかなタイムラグの間にも切々と空腹を訴えていたらしい。


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0ch BBS 2007-01-24