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【完全決着】キャプテン霧雨70【新たなる野望】


[622]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/04/18(月) 22:19:45 ID:???
一瞬言葉と共に食べ途中の米を詰まらせる魔理沙に、カペロマンは笑みを浮かべ違う、と手を振る。
彼が言いたいのはそういうことではなく…。

カペロマン「どうも、聞いた話じゃこっちのサッカーは趣味の一環って連中が多いみたいじゃないか。
       そうだとすれば、お前のプレイスタイルは叩かれると思うがね」

魔理沙「………」

カペロマン「そうだろ?みんなで楽しく球蹴りしているところに、相手を怪我させても勝つなんてヤツを入れたいか?
       骨休めに来たってのに、罵声の中でサッカーをする気はないぜ」

少しばかり遠い目で呟くカペロマン。
彼の言葉は恐らく正しい。
今現在、それに類するプレイを行っているであろう幽香たちとは対戦するチームはほとんどないと聞く。
観客たちの反応も予想に難しくない。

カペロマン「メシ時の話じゃないとは自分で思うがね。
       …けど、話してみてお前はポブルセンよか遥かにマシそうだから俺は言ってるんだ。
       こっちの公式戦で怪我人量産する前に、じっくり考えたらどうだい」

魔理沙「考えるまでもないな。治すさ」

カペロマン「……ほう?言うねぇ」

魔理沙「当たり前だろ」

誰にでもなく、魔理沙は強く断言する。
松山を吹き飛ばした時の嫌な感覚は、未だ忘れ去られていない。
誰だろうと負傷させるようなプレイスタイルは、気付いてしまえば我慢が出来るものではない。
当然のように、魔理沙には改善する意思があった。


0ch BBS 2007-01-24