【翼、森崎】もうひとつの物語【そして祐一】

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[455]もうひとつの物語　 ◆Etq65eJh4c ：2011/11/24(木) 19:26:23 ID:5yeJppXM
祐一がいざこざをおこしていたその頃。
南葛中控え室では大変な騒ぎとなっていた。
騒ぎの原因はもちろん先ほどの試合での翼の負傷の事である。

翼「みんな…ごめん…。地方大会の初戦からこんな怪我をするなんて…」

そういった翼の肩は包帯でがっちりと固定されていた。
幸い骨折まではいかなかったが、
体のひねりを加えたローリングオーバーの姿勢で落下したせいで思った以上に衝撃が強く、
その衝撃で肩の関節が脱臼手前にまでなったらしい。
きちんと治癒するまで安静にしないと癖になりやすいのは誰しもがわかっていることだが…
問題は、その治癒するまでの期間である。

石崎「翼、医者はどのくらいで完治っていってたんだ？」
翼「２～３週間安静にしてればっていわれたけど…」
滝「それじゃ全国大会までギリギリッてとこじゃないか！？」
翼「…」
森崎「…。監督、どうするんですか？
　　　確実にこの地方予選を勝つために出させますか？
　　　それとも全国大会での強敵に万全に挑むために安静させてますか？」
監督「うむ…これはワシの判断だけではどうも決めかねん。
　　　　翼がいるだけで心強いと思うものもいれば、今日のように逆にそれがバネになる場合もある。
　　　　今日フィールドにたった者の意見を聞かせてもらえるか…？」

ざわ…ざわ…

A　翼を次の試合から普通に出場させる　
　　（ケガペナ有。接触の際ケガ判定付加。ケガした場合、全国大会決勝まで安静強要）
B　全国大会まで温存する
　　（ケガペナ無。【なおりかけ】状態で復帰）

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0ch BBS 2007-01-24