【翼、森崎】もうひとつの物語【そして祐一】

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[479]もうひとつの物語　 ◆Etq65eJh4c ：2011/12/06(火) 01:23:05 ID:TWv9w+jw
【補足】
個人練習時、誰かと一緒に練習することでできる特別メニューもあります

もらったファイルに目をとおしている間に時間はだいぶ過ぎたようで、
気がつくと外は夕暮れになっていた。
どこからか久美と早苗の話声が聞こえる。
どうやら翼の診察は終わったらしい。

翼「あ、祐一。またせたね」

祐一「いや、こっちもそれなりの収穫はあったから構わないけど…
　　　　で、怪我の具合はなんて言われたんだ？」

その質問に、翼の顔が若干曇りがちになる。

翼「安静にしていれば全国大会は間に合うらしいけど…それでも決して万全な体ではないと言われたよ。
　　 …全国大会では確実に日向くんと戦うことになる。
　　彼のドリブルやタックルの対策を考えないとな…」

早苗「先の事を考えすぎてもしょうがないわ。
　　　　明日も試合があるんだから今日はそろそろ帰ることにしましょう、翼くん」

久美「あ、翼先輩と帰るのは私ですよー！」

早苗「ちょっと、誰がそんなこと決めたのよ！」

翼「え、ちょっと…祐一…助け…って、もういないのかよ！？」

祐一「スマン、翼…。なんかそういう修羅場が無性に苦手なんだ…」

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0ch BBS 2007-01-24