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【翼、森崎】もうひとつの物語【そして祐一】
[809]森崎名無しさん:2012/01/13(金) 01:17:30 ID:???
乙ー
今日の格言。
>来生「やっぱり俺って、不可能を可能にする男…」
[810]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 18:52:54 ID:VrXGBC/g
FW陣の活躍
★来生の活躍→ スペード7
祐一の活躍→ クラブ5 クラブ5 【完全一致】
滝の活躍→ ハートK ハート2 【活躍】【フラグ】【マーク一致】★
MF陣の活躍
★井沢の活躍→ クラブA クラブA 【完全一致】
岩見の活躍→ ダイヤ7 ハート8
あゆみの活躍→ スペード3 スペードJ 【活躍】
山森の活躍→ ハート4 ダイヤ3 ★
DF陣の活躍
★高杉の活躍→ クラブ10 クラブ4 ダイヤ8 【マーク一致】
省9
[811]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 18:59:34 ID:VrXGBC/g
当初の予想を大きく裏切る試合の流れとなったが、それでも御影専農は諦めなかった。
いや、心は既にボロボロであったのだろう。
だからこそ、攻めて一矢報いなければ…という気持ちが大きかったのかも知れない。
キックオフ後、彼らは今までで最高のパス回しで攻め
中盤を突破することができた。
だが、この試合これまで目立った活躍がなかったDF陣。
体力があり余ってこれまでの憂さ晴らしとばかりに活躍した。
高杉「ただ図体が大きいだけのDFじゃないんだぜ!」
省9
[812]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 19:13:40 ID:VrXGBC/g
石崎もこぼれ球に素早く反応して追いかけたが、下鶴のほうがボールに近かったため拾うことができない。
下鶴「恐らくこれが最後のチャンス…!!
いけぇ!!パトリオットシュー…」
この時石崎は本能的にではあるが、下鶴のシュートが一度放たれるとブロックしがたいシュートだろうと察した。
撃たれてからでは遅い。
ならば、撃った瞬間に飛び込むしか無い。
石崎「ええーい、ど根性ーーーッッッ!!!」
低い姿勢で頭から突っ込む。
省29
[813]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 19:23:45 ID:VrXGBC/g
シュート態勢までいくものの、結局最後まで攻め切れない御影専農。
この隙を突かない南葛ではない。
このこぼれ球をフォローしたのはあゆみ。
彼女もこの試合目立った活躍はなく、体力が余っていた。
あゆみ「(私だって活躍してみせる!)
あゆみ、いきます!」
バババッ!
藤丸「く、なんでこいつらこんなにドリブラーが多いんだ!?」
あゆみ「よし、今です!井沢さん!」
バシュゥ!!
井沢「ナイスパス、あゆみちゃん!」
省11
[814]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 19:28:09 ID:???
井沢がボールをもったその瞬間である。
ドクンッ!ドクンッ!
井沢「!?(な、なんだ…!?急に心臓が…)」
急激に脈拍があがっていくのが自分でもわかるくらい鼓動の音が大きくなる。
とっさに、横にいた滝にボールを託す。
井沢「た、滝!!」
滝「おう、任せとけ!」
ボールを離した瞬間、先ほどまでのバクバクと大きな鼓動をしていた心臓は再び元の落ち着いた鼓動に戻る。
井沢「(な、なんだったんだ…?今のは…)」
省2
[815]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 19:37:53 ID:VrXGBC/g
角馬「井沢選手からボールは滝選手へ!
さぁ、グングンと上がって行きます!」
花岡「またそのパターンか!
今度こそボールを奪ってやる!」
滝「例えワンパターンと言われようが…
それを鍛え上げれば武器になるんだ!」
シュパ!シュパパ!!
花岡「分かっていても…ボールが奪えないものか…!?」
滝「よし、今日はドリブルが絶好調だぜ!
ここは…祐一!!」
※活躍ボーナス+マーク一致ボーナス!
省6
[816]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 19:52:48 ID:VrXGBC/g
角馬「さぁ、最後にボールが渡るのは相沢選手!
さらに追加点がきまるのでしょうか!?」
祐一「よし、ここだ!ここで決めるんだ!」
グワァァ!!
祐一「隼…シュートォォォォ!!!」
練習通りに足を大きく振りかぶり、素早く足を振ることだけを意識する。
そして、いざシュートを撃とうと思ったその時…
[817]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 19:54:23 ID:VrXGBC/g
ドクンッ!
祐一 「!?」
【奇跡を起こす魔法】を使ったような感覚に陥る祐一。
だが、あの魔法は自分自身が奇跡を【強く願う】ことによって初めて使えるモノである。
今回そこまで強く意識をしたわけではない…はずなのだが。
だが、現実として数多の【別世界の自分たち】を覗いている感覚は紛れも無くそれだったのだが…
祐一「あれ…確か奇跡の魔法って、「幾多の可能性から選べる」っていう魔法のはずだよな…
省17
[818]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c
:2012/01/13(金) 19:59:11 ID:VrXGBC/g
ある意味未来予知とも言える、その感覚。
杉森「うぉぉぉ!!」
バッ!
祐一「(そう、キーパーが必死に飛び込んで…)」
ガインッッッ!!
祐一「デスヨネー」
ゴールポストに直撃したボールは大きく弾かれ、サイドラインを割った。
滝「おしかったな、祐一。あと少しでシュート決まりそうだったのに」
滝は素直な気持ちで祐一を慰めに来る。
だが、来生はちょっと首をかしげながら…
省11
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0ch BBS 2007-01-24