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【最後の夏の】キャプテンEDIT30【始まり】
[248]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/04/19(火) 00:52:00 ID:???
差し出された手を握り返し、握手を交わす。
……その手を汗で微かに濡らしてしまったことを、中山はどう取っただろうか。
大前(顔に似合わず怖い顔で笑うヤツだな、中山。名選手の自負、ってやつなのか? 思わず去年の森崎を思い出したくらいだ……)
思い浮かべるのは、去年の屈辱的な敗戦。
倒れる寸前まで足掻いたにも関わらず、ノーゴールノーアシストに押さえこまれた大前。それを、森崎は笑ったのだった。
森崎と違い、中山の笑みに嘲りの意味は感じられなかったが、『負けはしない』という意志がありありと感じ取られる。
大前(くっ……俺だって負けて堪るもんか! いや、勝ってみせる!)
思わず拳を握りしめる大前。そこへ、
浦辺「やっぱ中山の方に注目しちまうか? 妬けちまうぜ、まったく」
大前「お前は、大友中の――」
浦辺「キャプテンの浦辺だ。ま、俺も中山ほどではないが、やれる方だぜ? この試合じゃよろしくな」
額の傷をポリポリと掻きつつ、そう言う浦辺。
中山が上位と素直に認めつつも、自らの実力には相応の自負を見せる。
自分以上の選手を使いこなそうと気概を見せる辺り、この男も難敵であることを感じさせられた。
大前「――ああ、改めてよろしくな」
浦辺(ふっふっふっ……大前、これで俺もタダものじゃないと感じたな? やったぜ、デコー!)
デコー(君、そういうことを思うから器が小さいのだよ)
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0ch BBS 2007-01-24