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【最後の夏の】キャプテンEDIT30【始まり】
[914]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/04/27(水) 23:58:50 ID:???
やす子「はっきり言って、それは結果論よ。前半のウチは、選手の能力だけで3点取って無失点に抑えたようなもんじゃない。
それ以外ではボロの方が目立ってるのよ。……まず、大前くん!」
大前「は、はいっ!」
やす子「先取点取った時、あれは結果に結びついたからいいものの一人で突っ込み過ぎ!
失敗した時のリスク管理、前後半を通しての疲労と残り体力の計算、そう言うのが全然出来てないじゃないの。
それと前半の終わりごろのコンビプレイ失敗……あそこは逆に人に頼り過ぎ!
あの場面は独力で突っ込むべきだったわ。そこらへんの判断がチグハグになってるのはよくないわね。
もう一選手なんじゃなくてキャプテンなんだから、そういうところは一番に計算しておきなさい!」
大前「す、すみませんでしたっ!」
叱責の矢面に立たされた大前が、縮こまるようにして頭を下げる。
達也「か、監督、厳しいんだな……1得点1アシストでも、この叱り方かよ」
浅村「まあ、良くなると思えばこそ叱ってるんじゃないっスか?」
菱野(指導者目線の時にはこうして判断の善し悪しがつくのに、どうして戦術の采配には反映されないなのでしょう?)
国岡「(けけっ、良い様だぜ)ったく頼りねえキャプテンだなァ、おい。
監督よォ、大会までにキャプテンの変更とか考えておいた方が――」
ニヤリと笑ながら追い打ちを掛ける国岡。だが、それはいわゆる藪蛇だった。
やす子「黙れそれ以上の問題その1。アンタ、あのFKの蹴り方は何? わざわざ向こうさんにボールあげる気だったの?
リスクを冒すべきじゃない所で、なんであえて危険な真似してるのよ!」
国岡「――ぐ……け、けど! あれが通っていたらチャンスだったんだ!」
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0ch BBS 2007-01-24