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【最後の夏の】キャプテンEDIT30【始まり】
[925]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/04/28(木) 00:21:55 ID:???
鳴紋中が圧倒的なリードを保ちつつも、どこか危うい雰囲気をはらんだミーティングを行っていた頃。
敗色濃厚な大友中陣営は更に悲観的なムードに包まれていた。
岸田「浦辺はスタミナ切れ。新田は怪我。西尾が上がると守備はザル……駄目だ、とてもじゃないが好転する材料がねえ」
浦辺「……後半からはあまり走れなくなりそうだし、俺はDFに下がる。これで守備が安定してボール奪取率が上がれば――」
西尾「それにしたって、消極的な作戦ではあるよね……」
暗い材料しか無いハーフタイムに、選手たちの表情は陰る。
中山(昨年は南葛に敗れた鳴紋に前半終了の時点で3−0……もはやブランクなどという言い訳は利かん。
ヤツらは今年こそ森崎達にリベンジしようと、更に力を増している。そして、V3を取りに行く南葛も当然……。
ここでこのまま敗れては、俺たちが森崎や翼に勝つなど夢のまた夢だ)
だが、中山は展望を楽観はしないが、かといって諦めを目に宿す訳でもない。
……小学校時代、選手生命すら懸けて全国一をもぎ取った仲間との決別、そして対決。
それを前にした復帰戦がこの試合なのだ。3点差すら、この男を諦めさせるには温過ぎる。
中山(全力を振り絞って考えろ。今ある武器で足りないなら、更に新しい武器を見つけねば!)
自由を取り戻した手足と、昂り切ったモチベーション。そして実戦で受けた刺激。
それらが、中山政男を新しいステージへと一足早く引き上げようとし始めていた――。
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0ch BBS 2007-01-24