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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[145]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/04/18(月) 01:49:41 ID:???
日向タックル覚醒→ ハート4
>ダイヤ・ハート→技+1
※日向の技が19→20に上がりました
============
マルスは残り少ない体力ながらも、自分に出来ることを精一杯やってみせた。
相手を翻弄するフェイント、緩急を使い分けたステップ、だが、そのスキルの全てを一撃で喰らい尽くす獣こそ日向だったのだ。
日向「いつまでも調子にのってんじゃねぇ!!」
ドゴォッ!!
マルス「ぐわああああぁぁぁぁっ!!!」
倒れたまま動かない中山同様に、マルスもまた地面へと崩れ落ちた。
シーダの泣き叫ぶような悲鳴がピッチを駆けると同時に、日向の強靭な右足が振りあがる。
日向「終わりだ森崎。貴様を庇い、支え、守ろうとしたものは全て消えた。
自分の力で戦うことを捨てさった貴様には、もう為す術がないだろうな。
せめてこの俺が、派手に、楽にさせてやるぜ。………覚悟しなァ!!」
朦朧とする森崎の視界に映るのは獰猛な獣。ミディアとパオラが左右からブロックへと向かうが、
彼女たちの力とて、あの日向の放つ弾丸シュートを抑えることなどまず無理だろう。
森崎は震えた。体ではなく心が。すでに体力は尽きかけている。だが自然と足が、腕がボールの方へと向かっていた。
恐怖心など無かった。精も根も尽き果て、その胸にあるのはたったひとつ残り切った使命感の欠片。
伝えなくてはいけない。どちらのサッカーが本当に強さを求められるものなのかを。
証明しなくてはいけない。誰かを頼り、頼られることは決して弱さの証明にはならないものなのだと。
森崎「あ き ら め る も の か あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ っ ! ! !」
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0ch BBS 2007-01-24