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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[187]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/04/18(月) 23:11:20 ID:???
森崎「(ミディアさん……パオラさん……)」
悲鳴をあげることもせず、歯を食いしばりながら吹き飛ぶ彼女たちに、森崎は心の中で詫びた。
もっと何かやりようがあったはずなのだ。2点のリードを得たことで、心の何処かに驕りや慢心があったのだろうか。
中山やマルス、森崎の大事にしてきたものは次々と力尽き、倒れていく。
そして今度は自分自身も、体に大きな負担をかける二度の本気のセービングの果てに、力尽きようとしている。
ボールは唸りを上げてノビを増し、ホップするかのような軌道を見せる。
森崎はコースを遮ろうと腕を前へと伸ばそうとするが、それより先に、ボールが『目標地点』へとたどり着いた。
ボ ガ ァ ッ ! !
日向「野心を捨てて甘さを手に入れた貴様には…その姿が実にお似合いだぜ、森崎有三……!」
猛虎の牙が、森崎の顎に深々と突き刺さられた瞬間だった。
哀れに地面を派手に転がされ、声にならない呻きを漏らしながら、森崎はボールが直撃した自分の顎を押さえ体を震わす。
森崎「あ……がぁ……あ、顎が……顎がァ……!」
ピピイィィィィィィィイッ!!
アンナ「は……入ったァ!ゴーーーーーーーーーーーール!!!
後半終了間際!ゴール前へと詰め込んでいた日向くんが、ボールを奪ったと同時に強烈なシュートを放ったァ!
至近距離からのこの弾丸シュートを前に、ミディアくん、パオラくん、そしてキーパーの森崎君は紙のように吹き飛ばされた!
つ……強い!強すぎるぞBチーム!一人少ないこの状況で、試合終了ギリギリ同点に追いつく快挙を成し遂げたあぁぁぁぁっ!!!」
Aチーム 2 - 2 Bチーム
前半37分 新田(ジュリアン) 後半27分 翼
後半12分 マルス(アベル) 後半35分 日向
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0ch BBS 2007-01-24