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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[484]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/04/21(木) 03:30:15 ID:???
マウリシオ「でも、これまでの戦績は0勝5敗で合計18失点。少しも勝機が見えてこないんだよな〜」
石崎「相手の猛攻撃を止めるだけで精一杯だっつーの。なぁ新田、お前の力でなんとか1点奪って……ん?」
石崎はキョロキョロと辺りを見回してみるが、ユースチームのFWである新田の姿が見えない。
先程の試合で、プロチームのストラットにストライカーとしての差をむざむざと見せつけられ、
どこか上の空だったのが気がかりだったのだが…
陽子「あら?どうしたのかしら石崎くん」
石崎「よ、陽子さん、新田の姿が見えないんです!」
陽子「(あちゃあ。彼はちょっとナイーブなところがあるからなぁ。落ち込みすぎてなきゃいいんだけど…)」
〜サンパウロ郊外〜
新田「(…駄目だ。アリティアカップで通用していた俺の技術が、サンパウロのプロチームにはまったく通用しない。
どれだけ工夫を凝らしても、どれだけ相手の裏をかことしても、全て跳ね返されてしまう……)」
数度に渡るシュートチャンスを手に入れたのにもかかわらず、
その全てを台無しにしてしまった無失点続きの今の自分に、新田はショックを隠せないでいた。
新田「(せっかく片桐さんと岬さんの推薦で憧れのブラジルへと研修に来ることが出来たのに……
俺にはやっぱり山森に比べて才能なんて無いのかな。……自信……無くなりそうだよ)」
膝を抱えて座り込み、小柄な体をさらに折りたたむかのような座り方をしている新田。
するとその足元に、コロコロとひとつのサッカーボールが転がってくる。
新田「(……ボール?いったい誰が…?)」
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0ch BBS 2007-01-24