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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】


[748]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:20:11 ID:???
森崎「で、どうだった?見たんだろ、俺達の試合を」

シューマッハ「ああ……最後までどちらが勝つか分からない、まさに接戦だったな」

森崎「総合力では俺達が優っていたが、やはり個々の能力ではまだまだ差があった。
   あの翼の撃ってきた『サイクロン』を、俺が2度も止められなければ負けていただろう」

シューマッハ「…そうだな。お前が身を呈してゴールを守ったことで、確かにお前のチームは勝ったのだろうな」

森崎「…なんだよ、煮え切らないような言い方しやがって。素直に喜んでくれねぇのか?」

シューマッハ「……モリサキ。お前は将来プロのサッカー選手を目指しているんだよな?」

とつぜんのシューマッハの質問に、森崎は一瞬キョトンとしたがすぐに言葉を返す。

森崎「ああ。まだ移籍先は決めていないが、おそらくどこかの海外クラブでさらに自分の腕を磨くつもりだ」

シューマッハ「……ならば、今のうちに警告しておくべきか。
       モリサキ。お前のあのゴールポストを利用したセービング……
       傍から見ていても分かる。かなり体に犠牲を強いる危険な技だろう」

森崎「……ああ。だが、自分の体のことは自分がいちばん分かっている。
   過酷なアカネイアでの生活が、俺に強靭な体を鍛えさせてくれたみたいでな。
   背中も腰も、強くぶつけた頭も、とくに問題はなかったよ」

シューマッハ「今はそれでもいいだろう。だが…プロとなればそこまで安易な考えは持てんぞ。
       連戦に次ぐ連戦が、いずれお前の体を滅びの道へと落とすかもしれない。
       …前に俺の言ったことを覚えているか?無茶な特訓や訓練をして、
       選手生命を棒に振った選手を俺は知っている、と」

森崎「…………」


0ch BBS 2007-01-24