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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[749]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/04/23(土) 20:21:12 ID:???
シューマッハ「お前に一つ教えたいことがある。俺の『ミラクルウォール』の正体だ」
そう言うとシューマッハはベンチから立ち上がり、フィールド内へと飛び降りる。
森崎もそんな彼の後を追うようにフィールド内へと飛び降りた。
シューマッハ「…お前はあの『サイクロン』を止めるためにその
『頑張竜セービング』を開発したらしいな」
森崎「ああ。GKとして代表に選ばれなくなった若島津の想いを引き継いだんだ。
俺の瞬発力とあいつの知識と経験が融合し、俺はこの究極のセービングを開発したんだ」
シューマッハ「プロの世界ではさらに強力なシュートを撃ってくる選手もいるだろう。
……その度にお前は新たな技を開発し、対策を考えていくつもりか?」
森崎「へ?そりゃあそうだろう。ゴールを決められるのは嫌なのは当然だ。
今の俺には止められなくても、いつか必ず防いでやるさ。そのための努力は惜しまない」
自信満々に応える森崎に対し、シューマッハは悲哀を帯びた顔で、ゆっくりと口を開いた。
シューマッハ「……その昔、お前と同じように全てのシュートを止めるためにとあらゆる技を研究している男がいた。
あるものは、自らの身体を高速回転させることで強力なシュートに対抗しようとした。
また、あるものは分身するかのような高速移動で相手のシュートコースを減らすことを極めようとした。
……たしかに彼らのセービング技術は飛躍的に高まった。しかし……
その選手たちの技は身体に大きな負担をかけすぎていたんだよ」
森崎「……そいつらはどうなったんだよ」
大体予想は付いていた。何よりもシューマッハの泣きそうな顔がこれから語られる残酷な結果を物語っているのだから。
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0ch BBS 2007-01-24