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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[755]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/04/23(土) 21:17:00 ID:???
>B俺は世界一のGKになりたい。
森崎「俺の夢…それは、世界一のGKになることだ!」
その夢には一切の曇りはない。森崎有三という人間の、目指していくべき道の最終地点。
世界中で何万、何十万ともいるであろうGKの中の頂点に立つこと。それが森崎の新たな夢なのだ。
シューマッハ「…それが一刻の、ほんの幻のような僅かな間でもか?」
森崎「なにィ…?」
シューマッハ「お前のその瞬発力と努力の積み重ねがあれば、世界一の栄誉を得ることは不可能ではないだろう。
だが今のまま無茶なセービングを続けていれば……
世界一の栄誉に輝いた瞬間、お前の選手生命は尽きるかもしれないんだぞ」
森崎「そんなの、やってみなくちゃ分からんだろうさ。
やる前から危険だの駄目だのと後ろ向きの考えをしているお前こそ…
自分の夢と、その仲間たちの夢に対して失礼だとは思わないのか?」
その森崎の一言に、シューマッハは我に返ったように握りしめた拳を解き放った。
今はここにはいない友人たちの分も背負い続けると、プロになってみせると誓った夢と
森崎の目指す世界一のGKになるという夢は交わりこそするが、ぶつかり合うことはないのだから。
シューマッハ「……お前の選手人生だ。お前の好きに生きることこそ真実なのだろう。
だが、少しでも長く世界一の座にいたいというのなら……
俺の言ったことも覚えていてくれ。…お前とは将来プロでも何度か戦うことになるだろうからな」
森崎「……ああ。俺だってあまりにも無茶なことをしないようなブレーキは身に付いてるさ」
そう言うと森崎はシューマッハの横を通り過ぎ、振り向きざまに一言添えて去っていった。
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0ch BBS 2007-01-24