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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[891]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/04/25(月) 22:34:19 ID:???
オランダユースの実力は?→ ダイヤQ
>ダイヤ・ハート→イスラス&リブタが三杉を振り切る!
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三杉「(アヤックスの孤高のストライカー、イスラス。
彼は不作と呼ばれ続けた昨今のオランダの選手の中で唯一と呼ばれる希望の星だったらしい)」
彼が個人プレーを好むのはその刺々しい、人を寄せ付けない性格から来るものだと、
遠征に訪れたばかりの三杉は思っていた。
しかし、それは彼が走らなければボールを運べない、彼がシュートを撃たなければ点が取れない。
そんな境遇を生み出すようになってしまった周囲の怠慢の所為だったのだと、
同じチームで戦ううちに理解し始める。
イスラス「(アンタは俺のいたチームを自分の好きなようにかき乱し……
そして自分の好きなように纏めちまった。
まったく大した奴だよ。心臓に病を抱えてる分際で……)」
三杉は彼頼みのワンマンチームの体制をイスラスの幼なじみであり、
フィジカルぐらいしか見るものがなかったリブタと共に大きく変えてしまった。
サッカー大国オランダ。その中でも大手のクラブチーム、アヤックス。
その下部組織、アヤックスアカデミーの名に相応しい秩序と実力を持つチームへと生まれ変わらせたのだ。
三杉「(だが、この話には続きがあったんだ。イスラス。君が個人プレーに走っていた本当の理由は……)」
三杉はイスラスの皮膚の色が違う左足をちらりと見る。
その左足は程良く色焼けた彼の全身の肌に比べ、明らかな白さを放っていた。
三杉「(君は個人プレーをしているようでしていなかった。その『右足』の持ち主と一緒にプレイしていたんだ。ずっと……)」
イスラス「(事故で右足を失った俺に新たに移植された何処の誰かもわからねぇこの右足が……俺を走らせるんだ。
呪われた気分だった。もう二度と走れなくなった俺の代わりに走り続けろ。そう言われているようだった)」
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0ch BBS 2007-01-24