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【GK狩り】キャプテン霧雨71【難度Luna】


[822]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/05/05(木) 22:50:09 ID:???
>>D ひもじい思いをさせてすまんな…


魔理沙「ぬえ、ごめんな…」

ぬえ「え?」

突然謝ってきた魔理沙に、目を白黒させる。
別段謝られるようなことは、ぬえには覚えがなかった。
何のことか聞き返そうとした矢先に、魔理沙がその言葉を続ける。

魔理沙「すまん……。私はともかく、ぬえにご飯を食べさせてやれないとは…」

ぬえ「師匠…別に、気にしなくて良いのに」

魔理沙「いや、だってだな……」

ぬえ「私、妖怪だもの。人間のご飯も美味しいけど、なければダメってわけでもないし」

魔理沙「お…あ、ああ…そうだな。で、でも…お金がないせいで不自由させてるわけだし。
     その辺りは、きちんと謝っておかないとだからな」

ぬえ「うん、えへへ………」

決して人間と同じ食物が必要というわけではないという返答に、それでもまた頭を下げる。
実際がどうであるか、という問題ではなく、魔理沙の心情的な問題であった。
その気持ちはぬえへと伝わり、ぬえは嬉しそうな笑顔を見せるのだが…。

ぬえ「ご飯、か。……師匠も妖怪になれば、そんなこと気にしなくて済むのに」

ぽつりと漏らした言葉は、その近さゆえに聞き逃すことは許されず。
魔理沙は何と返事をすることができないまま、しばらくの時間を無言で過ごしたのだった。


0ch BBS 2007-01-24