※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】


[137]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/03(火) 23:15:50 ID:???

〜マヨヒガ〜


そして幻想郷、外の世界、異世界のどこにあるとも知れぬ境界に潜むここマヨヒガでは……

紫「〜と、あちこち慌しく動き始めたみたいよ?」
???「そう。(ズズ〜)」

いつもながら胡散臭い美少女・八雲紫と卓を囲んでいるのは、霊夢とは違った巫女装束の若干大人びた少女。
紫の式が淹れてくれたお茶を舌で堪能しつつ、柳眉を動かし片目を開ける。

???「まったく楽隠居の身を……ここまで大事な大会に引きずり込んでくれて……賠償請求するわよ?」
紫「あらやだ。 このまま朽ちて枯れていいなんて……本に思ってたと言わせないわよ?」

ゆったりと、流し目を送る紫だが、巫女は素っ気無く拒絶を示すように開けた目が閉じられた。

紫「(やれやれ……どうしてこう……血統的な問題なのかしら?
  大きな祭事には、中心に巫女がいないと始まらないのよ……私の気苦労を誰かわかってくれないかしらね?)」

そろそろもう一度、からかい甲斐のある少年を意味ありげに翻弄してみようかと紫が考えた時。

???「勘で忠告しとくけど。
   根が素直の子を困らせ愉しむなんて趣味悪いことして……すれきった性格になって後悔しても後の祭りよ?」
紫「うぐっ!? (そ、そういえばその兆候は……確かに……)」

暢気に構えてるのは、実は戦力は充分との余裕の表れ。
マヨヒガの面々は気楽に、ゆるりと大会まで気鋭を養っていた。



0ch BBS 2007-01-24