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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】


[285]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/12(木) 22:12:25 ID:???

A 稗田のお屋敷に行こう


松山「ここまできたんだ。 長くコーチ業を休ませてもらってたし、阿求さんとこに挨拶に伺おう!」
シャンハイ「ハーイ! ……ぁ。 それなら途中で夕食になるもの買って包んでもらいますね」

稗田のお屋敷では、長時間話し込んだりして夕食の用意にかける時間が取れるか判らない事から、提案される。
費用は例に漏れず1000円ピッタリにすると保障したシャンハイに頷いてから、一路稗田のお屋敷目指す松山。

松山「……? なんか似たような注意書きよく見るな。『黒い勇者見かけたら自警団へ!』だって」
シャンハイ「ッ!?」

シャンハイがパパッと周囲に視線を遣ると、ギュッと松山の腕を抱えて急かしはじめた。

松山「わ、わ!? そんな急ぐとつんのめるって! どうしたんだ!? 黒い勇者って奴に関係してるのか!?」
シャンハイ「イエぜんぜん関係ないです……っ! ひ、光様は、えーと、えーと、そう!
       外見記号的に黒い勇者ではなく、プラチナ・ヒーローですからっ!」

とにかく何とかして、ここから主人を立ち去らせる必要に迫られ――
急がせる口実を考えて、浮かんだ言葉を一息に喋ったシャンハイ。
それは松山の琴線をくすぐったらしく、気を良くした松山の抵抗感が薄れる。

松山「そ、そうか? 何かレア物みたいで悪い気はしないかな……」
シャンハイ「ホ……(あのノートに書いてたことが役に立ちました……。
      ここの通りに並ぶお店は、あのよろず屋さんと横の繋がりがあるみたいだし、気をつけないと……)」

こうして急ぎ足になった松山達は、民家と全く違うお屋敷を遠くから見つけて、守衛に断り中へと入ろうとする。

松山「(さて……入れてもらえるかな? そうなったとして肝心の阿求さん地底から帰ってきてるのかな?)」



0ch BBS 2007-01-24