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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】


[485]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/29(日) 00:04:50 ID:???

松山「で、早速多目的練習場へやってきたわけだが」

人里で運動に興じる人たちが集まって賑やかであるが、サッカーの大会が近いというのにそれらしい人妖はいない。
とにかくサッカーコートのある場所へ向かうと、やはり閑散としていてしかし片方のゴール前に人影があった。

松山「あれは、お〜い! ……ルーミアちゃん来てたんだ」

近寄りながら話しかけると、名前を呼ばれて振り向いたルーミアはきょとんとし、松山の頭から足先まで見て……

ルーミア「あ〜キャプテンなのか〜。 一瞬誰かわからなかったよ。 意外と和服も似合っててびっくりなのか〜」

にっこり笑顔でそう言うが、声には感心したような響きがあった。
趣を変えたものの、新しい服は好評なようで、松山は胸を撫で下ろす。
そして気になることを訊ねてみた。

松山「そ、それにしてもさ。 もうすぐでかい大会があるっていうのに全然練習してる人がいないな?」
ルーミア「それはそうだよ。 今度の大会は強豪が集まるから、ここで練習して気軽に参加できないもん。
      人里代表のチームだって、別の場所にチーム専用の練習場もってそこで目一杯やってるよ」
松山「(専用練習場……なんて羨ましい響きだ……)」     」

それから更衣室で着替えて……
ボールを一つ脇に抱えてから戻った松山は、久しぶりの晴天の下での練習に弾む心を抑えられなかった。

松山「(紆余曲折あったけど……本当にいろいろあったけど……やっと元の位置に戻ってこられた気持ちだな)」
ルーミア「なんだかとっても嬉しそうだね。
      あっ、そうそう。 私ねスルーが得意なんだけど、『ここでスルーに必要なのはせりあい』だからね。
      クリアーにきた人と数値勝負になるの。 カバーを選ぶ冷静なDFがいるとちょっと弱るかも〜」
松山「わかった。 よしじゃあ本日の練習は……」



0ch BBS 2007-01-24