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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】


[54]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/29(金) 23:27:47 ID:???

殺伐とした診察室に救世主が! →  スペード9
ハート・スペード・クラブ→ 早苗「そういえば……新チームを結成したそうですね」そんな甘い話はなかった!


兎相手には、貫禄さえ滲ませて楽に案内を取り付けた松山だったが……

早苗「(…………)」
松山「(う…………)」

地底に赴く前にも論争別れをした彼女と不意の遭遇には……背中を落ちる嫌な汗を感じながら黙るしかなかった。
今は……自分の気持ちながらよくわからないが、元々嫌いではなかった相手。
不穏な空気の中で、仇のように睨み合っているような関係を、決して望んでなかった筈なのだから。

松山「(切欠が……何か切欠がほしい! 仲直りする糸口が急に見つかるなんてラッキーは期待しない!
    ただ、意地の張り合いなんかにならないよう……誰か温厚な人が、間に入ってくれれば!)」

永琳は動かない。取っ組み合いの喧嘩や弾幕ごっこに発展しようものなら、傍観者の姿勢を続けないだろうが。
松山と東風谷早苗とでは、そうならないと見切ってるのだろう。

永琳「(まぁ……鈴仙から聞いたように。
    この風祝さんが常識破り型破りなタイプになってたら即刻つまみ出したけれどね)」

永琳は肩を竦めて、念のためにと貴重な医薬品の棚を背にできる場所に移動する。
そうしてとうとう、早苗が口火を切った。



0ch BBS 2007-01-24