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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】
[55]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/04/29(金) 23:28:48 ID:???
早苗「松山君、いつからか姿を見せなくなってたけど……元気そうで安心しました」
松山「……ああ」
そういわれて本来悪い気しないものだが、今の立場と関係を照らし合わせると喜べるものではなかった。
早苗「チームも結成できたと、さる筋から聞いてますよ?
これで何の気兼ねもなく、守矢カップで勝負できるというわけですね」
松山「まだ……わからないさ。 そもそも、俺達が大会に参加するかどうかだってな」
余りペースを委ねたくなく、一つしらをきってみる松山だったが。
早苗「……また、私に、嘘つくんですか?」
平常通りなようで沈んだ声音の一言は、容易く松山の心理障壁を抜いてきた。
それでも動揺を顔に出さなかったのは、松山にとって成長だろうか? 退化だろうか?
松山「そっ―――」
早苗「そんなつもりじゃなかった? 松山君はいつも、いつも。
サッカーで信仰を集めると言いながら、ベンチで座って眺めてた私のこと……冷たくしてた私のこと。
表面では優しくしてくれても、本当は疎ましく思ってたんでしょう? 役立たずの足引っ張り屋って……」
因縁をもった相手の前で、腕の露出した肌部分に左の手を添え……松山から目を背けながら述懐していた早苗。
ほんの二呼吸程の間を経て、松山に挑みかかるように、射抜くように凛とした相貌で早苗は次の一言を口にした。
早苗「でも……私は、もう違いますから。 否定され通しだった頃と違って、私には―――」
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0ch BBS 2007-01-24