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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】
[579]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/06/10(金) 21:59:24 ID:???
何故だか、しどろもどろな口調になる楓に代わって、仕方ない風に微笑しながら隣立つ雛が説明をした。
雛「実はですね、私がトラウム・アドラーズに加入したことが、守矢のニ柱の知るところとなりまして。
昨日から、私のところに遣いを寄越してきてるんですよ。 昨日はにとりさんでした」
楓「――そうそう! 何だかんだ言っても、同じチームメイドだったわけだし、色々と話を聞きたくなるよね。
にしても、離脱した連中がほとんど顔を並べて新チーム結成とは……文はどうしてる?」
松山「射命丸さん? いや……どこでどうしてるかなんてさっぱりだな……」
奔放に流れて面白ネタを探す天狗さんの所在をおいそれと掴める筈なく、楓もさして気にするところはなかった。
楓「でも、まぁ、私には望ましい展開だぁな。
妖怪の山に大勢棲む烏天狗の中でも、文は何かと風の流れに乗って物事の中心で飛ぶ天狗だからね。
同じ天狗なのに外から指くわえて見てるしかなかった奴に、挑んで勝つチャンスが巡ってきたって事だから。
キャプテンにも、似たような相手がいるから、注意しといた方がいいよ」
松山「(……)」
楓「さて、横道に逸れたけど……厄神さんだけじゃなく、キャプテンも元気にしてるみたいだ。
守矢神社からの用件が終わったところで、折角だから私の用件をはじめていいかな?」
松山「用件? 何なんだ?」
訊ねると、楓はどこか誇らしそうに、照れくさそうに鼻を擦って言ってきた。
楓「いや実はね。 文に代わって、妖怪の山代表の守矢神社の広報を任されたり、色々と権限が増えてさ。
私の次の新聞はかなり注目集めそうだから、ちょっと危険な橋渡ることに決めたんだ。
大会に出場する全てのチームの中心選手から、インタビューを取ることにしたんだよ!」
松山「インタビューに……? それ、危ない橋でも何でもないよな?」
楓「私は文程逃げ足達者じゃないから、相手によりけり、気を損ねたり捕まるとお陀仏かもしんないからね。
で、最初は危険度も低く、守矢神社から脱退した選手も多く、地底妖怪まで引き入れた……」
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0ch BBS 2007-01-24