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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】


[612]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/06/12(日) 23:21:53 ID:???

A 明日の昼、練習に誘ってみる


インタビュー内容が気になりはしたもの、いずれ特集記事を読めばわかると松山は楓の件を頭から追いやった。

松山「(言ったばかりだからな。 チームとしても優勝を果たすと!
    なら何よりそれを果たすのに最大限の努力を積んでいかないと!)
    鍵山さんが今朝訊ねてくれてちょうど良かった。大会まで時間があまりない。 明日一緒に練習しないか?」

松山が誘うと、雛は以前から避けがちだったとは思えない程すんなり応じた。

雛「えぇ喜んで。 私もそのつもりで来たんです。
  試合で活躍する松山さん達を見て、私の今のレベルでは通用しないと痛感していて……」
松山「良かった。 それじゃ明日の昼に……って鍵山さんは今どこで生活しているんだ?」

守矢所属の頃は一つ屋根の下で生活していたが、共に脱退した今、どうも不鮮明なままだったことを訊ねる。

雛「私の住まいですか? 今はさとりさんの計らいで、地霊殿名義の旧都の家を間借りさせてもらってます。
  ここへは旅の扉を使ってきたんですよ。 トラウム・アドラーズ所属選手なら誰でも使えるみたいですね」

玄関から、旅の扉のある方向を見やり話す雛に頷いてから、松山は問題なしと判断する。

松山「(昨日の練習場の閑散具合なら、鍵山さんが練習してても大丈夫だろう。
    他に話すことも思い浮かばないし、そろそろ……)」

迷宮探索で新調した服がボロボロにならないよう、装備に準備は入念に整えておくことにした。

松山「じゃあ俺は今からやることがあるんだ。 せっかく来てくれたのにお茶もご馳走できないでごめん」
雛「お構いなく。 松山さん、優勝目指して頑張りましょうね」

笑顔でそう言い、スカートに添えるように手を重ねたポーズのまま回転しながら、厄神は去っていった。



0ch BBS 2007-01-24