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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】


[758]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/08/10(水) 00:23:46 ID:???

>>757
松山「まだ慌てるような展開じゃない積み重ねてきた歴史的に!」



1→ カチリ! 罠を踏んでしまった!



窪みにピタリ岩石が埋め込まれ、視覚的にも物理的にも消えた祭壇跡地を離れた松山達は、平穏に歩を進めた。

松山「しかし、どっちかって言うから研ぎ石選んだけど、この包丁って持ち出せないんじゃなかったか?」

抜き身だが、殺傷力のない包丁をしげしげ眺めながら何気なく言った松山。

霊夢「迷宮にいる間に研いでおけってことかしらね?」

こちらも特に関心なさげに答えたりしつつ、危なげなく進んでるうちに……

シャア「な、なんだかびくびく進む必要ないみたいだな。
    化け物も弱いし、リングもあるし、大体祭壇なんて作られてる場所なら早々荒れてないってことだ」
松山「待て安心はいいけど油断は禁物だぞ。物事が上手く運ばれる時ほど周囲に気を配らないと!」
シャア「さっき慎重論をうっちゃったばかりだろ? 今の流れならグイグイ進んで万事オーケって気がするぜ」
松山「(いやこれまでの経験上で、実際そういう目に合ってきたんだが……。
    しかし迷宮をまともに進むのは初めてっぽいのに、よくついてくるのは見上げたものなのか?)」

自分が最初にコウモリだのに襲われた時はどうだったろうと、松山もいつしか油断の魔物に取り付かれていた。
カチリ。
無造作に出してしまった靴裏から聞こえた音に、全身の細胞が警鐘を発する。

松山「ま、まままマさか、い、いい今の音……!?」



0ch BBS 2007-01-24