【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】

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[856]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/08/18(木) 23:32:03 ID:???

Ｃ　迷宮で手に入れた包丁や鎌はどうなったんだ？

シャンハイ「包丁は研ぎ石を使うことで、迷宮の外へ持ち出せるようになりました。
　　　　　　今はそのことを知ってる霊夢様が神社で預かってます」
松山「そうか……それじゃ死神の落っことしてった鎌はどうなったんだ？
　　　持ち歩いてた包丁と同じで、倉庫の壷に仕舞おうとしてそのままにしちまったと思うんだがさ」

包丁についてはすらすらと、しかし鎌についてはシャンハイは僅かな間だけ言いよどんでから答えた。

シャンハイ「あの鎌は……現在でも、光様の所有物扱いにはなってます。ですが……
　　　　　　さとりさんがもしかしたら本来の持ち主がいるかもしれないと、地霊殿に一時預かりを申し出て。
　　　　　　死神の鎌ということで光様のおそばに置いておけず、判断も仰げず承諾してしまいました……」

項垂れるシャンハイに……

松山「いや、所在がはっきりしてるならいいさ。有耶無耶にして、実は失ってしまてた～なんてよりはいいしな」

励ましとフォローを入れて、松山は寝かしつけられていた布団にもう一度沈み込んだ。

松山「(前も落とし穴に落っことされて足怪我したっけ……何歩進んでも戻されて～を続けてるみたいで歯痒いな)」

だが怪我をしたからといって安穏としてるには時間がない。
見舞いにきた阿求に良いお医者を紹介してもらったりなど、松山は前向きに考え始めた。

松山「(この足じゃ練習は無理だな。気持ちははやるが、現状できる最善は何だろうか)」

そういえば包丁や鎌の他に、シャアに貸したリングはどうなったかと、松山はぼんやり考えながら時間を過ごした。

前次写

0ch BBS 2007-01-24