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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】
[87]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/05/01(日) 22:46:55 ID:???
輝夜「そこに座りなさい。 で、竜の杖とか言ってたわね。 あれのことじゃないかしら?」
客をもてなす部屋へ案内された松山が座布団の上で楽にし座ると、輝夜は掛け軸の正面に飾られた杖を指差した。
見間違えようがない独特の形状。 審美眼がなくとも伝わってくる神々しさと荘厳な雰囲気。
明らかにリュカの携えていた【ドラゴンの杖】だった。
松山「あっ、あれだ! 間違いないリュカさんの」
輝夜「止まりなさい」
腰を浮かせた松山の挙動を、輝夜がたった一言で制止させた。
正面に座る輝夜に目線を引き戻すと、こちらは見ておらずアンチョコに視線を落としている。
輝夜「その杖は正式な交渉の末、永遠亭……私の宝物となったのよ?
話をしにきたというから客としてもてなしてるけれど……無断で杖に手を伸ばしたら賊として扱うわよ?」
松山「うっ……」
松山はしばらく逡巡し、黙って元通り腰を下ろす。
シャンハイがいるといっても、幻想郷でも大勢力の永遠亭その本拠地で狼藉者と襲われたら一巻の終わりだ。
松山「(そもそも俺は武力でどうこうなんて道は……選ばずにきたんだ。 よし!)
正式な交渉ということは、その杖の所有者が輝夜さんを認めて渡したってことか?」
輝夜「ええそうよ。 永琳を同席させてね。
魔女にパテギアを対価として渡した後でもあるし、平和的に、道理を説いて話して異国の王君を納得させたわ」
松山「(嘘をついてると思えないし、リュカさんの事も正体含めて知ってるみたいだ……どうする?)」
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0ch BBS 2007-01-24